Notes · 育ての覚え書き
よかれと思って、
よかれと思って、
が逆に。
もともと、観葉植物の知識なんてありませんでした。
枯らしては調べ、また枯らしては試して。
インターネットの情報だけを頼りに、三年ほど。
遠回りの末に、ようやく見えてきたことを、
ここに書き留めておきます。
弱った植物を前にすると、つい何かしてあげたくなります。
水をあげたほうがいいのか。
場所を変えたほうがいいのか。
肥料をあげたら元気になるのか。
でも、植物を育てていると、
何かをするより、しばらく待ったほうがいい場面があることに気づきます。
The one thing to remember
水のやりすぎと、水切れ。
この二つは、しおれ方も葉の黄ばみ方も、驚くほどよく似ています。
だから、葉だけを見て判断しないこと。
見分ける手がかりは、
「土が湿っているか、乾いているか」です。
ここを取り違えると、よかれと思った手当てが、
かえって植物の負担になることがあります。
元気がないと、つい水をやってしまう
よくあるサイン葉がしおれる。下の葉が黄色くなる。
けれど、土はまだ湿っている。
けれど、土はまだ湿っている。
なぜ元気がない原因は、水不足とは限りません。
土が長く湿った状態が続くと、根のまわりの空気が少なくなり、
根が傷みやすくなることがあります。
そんなときにさらに水を足すと、
かえって回復を遅らせてしまうこともあります。
土が長く湿った状態が続くと、根のまわりの空気が少なくなり、
根が傷みやすくなることがあります。
そんなときにさらに水を足すと、
かえって回復を遅らせてしまうこともあります。
どうすればまずは水やりを止めて、土の状態を見ます。
表面だけではなく、指を入れたり、鉢の重さを確かめたりして、
中まで乾いているかを確認します。
根元がぐらつく、においが気になる、などの変化がある場合は、
根の状態も疑ってみます。
表面だけではなく、指を入れたり、鉢の重さを確かめたりして、
中まで乾いているかを確認します。
根元がぐらつく、においが気になる、などの変化がある場合は、
根の状態も疑ってみます。
「毎週○曜日」で水やりを決めてしまう
よくあるサインきちんと世話をしているのに、なぜか調子が上がらない。
なぜ土の乾き方は、季節や置き場所、鉢の大きさ、植物の状態によって変わります。
同じ一週間でも、夏と冬では乾き方がまったく違います。
曜日を基準にすると、
まだ土が湿っているのに水をあげてしまうことがあります。
同じ一週間でも、夏と冬では乾き方がまったく違います。
曜日を基準にすると、
まだ土が湿っているのに水をあげてしまうことがあります。
どうすればカレンダーではなく、土を見ます。
指を入れて確かめる。
鉢を持ち上げて重さを見る。
「今日は水やりの日」ではなく、
「今日は乾いているかな」と植物を見る。
それだけでも、水やりの失敗は減っていきます。
指を入れて確かめる。
鉢を持ち上げて重さを見る。
「今日は水やりの日」ではなく、
「今日は乾いているかな」と植物を見る。
それだけでも、水やりの失敗は減っていきます。
受け皿の水を、そのままにする
よくあるサイン受け皿にいつも水がたまっている。
土の表面に小さな虫が見られるようになる。
土の表面に小さな虫が見られるようになる。
なぜ鉢底が長く水に浸かっていると、土が乾きにくくなります。
湿った状態が長く続けば、根が傷みやすくなったり、
コバエ類が発生しやすい環境になったりします。
湿った状態が長く続けば、根が傷みやすくなったり、
コバエ類が発生しやすい環境になったりします。
どうすれば水やりをしたあと、受け皿にたまった水は捨てます。
ほんのひと手間ですが、
鉢の中を健やかに保つためには大切な習慣です。
ほんのひと手間ですが、
鉢の中を健やかに保つためには大切な習慣です。
模様替えで、いきなり日向へ移す
よくあるサイン場所を移した数日後、葉に茶色い斑点が出たり、
白っぽく色が抜けたりする。
白っぽく色が抜けたりする。
なぜ室内の弱い光に慣れていた葉を、急に強い直射日光へ当てると、
葉焼けを起こすことがあります。
人の日焼けと少し似ていて、
植物にも光へ慣れる時間が必要です。
葉焼けを起こすことがあります。
人の日焼けと少し似ていて、
植物にも光へ慣れる時間が必要です。
どうすれば明るさは、少しずつ変えていきます。
数日から一、二週間ほどかけて、
段階的に明るい場所へ。
一度葉焼けした部分は元の緑には戻らないので、
急がず慣らしていけば大丈夫です。
数日から一、二週間ほどかけて、
段階的に明るい場所へ。
一度葉焼けした部分は元の緑には戻らないので、
急がず慣らしていけば大丈夫です。
弱っている株に、すぐ肥料をあげる
よくあるサイン早く元気になってほしくて肥料を足したら、
かえって調子を崩してしまう。
かえって調子を崩してしまう。
なぜ植物が弱っているときは、根も十分に働けていないことがあります。
そんな状態で肥料を与えると、
根に負担をかけてしまうことがあります。
弱っているときの肥料は、
人でいえば、体調が悪いときに無理に重たい食事をすすめるようなものです。
そんな状態で肥料を与えると、
根に負担をかけてしまうことがあります。
弱っているときの肥料は、
人でいえば、体調が悪いときに無理に重たい食事をすすめるようなものです。
どうすればまずは水やりや置き場所を見直します。
根が落ち着き、新芽が動き始めるなど、
回復の兆しが見えてから肥料を考えます。
与えるときも、最初は控えめに。
根が落ち着き、新芽が動き始めるなど、
回復の兆しが見えてから肥料を考えます。
与えるときも、最初は控えめに。
霧吹きを、水やりの代わりにする
よくあるサイン毎日葉に霧吹きをしているのに、
土はカラカラで、葉に張りがない。
土はカラカラで、葉に張りがない。
なぜ霧吹きと水やりでは、役割が違います。
霧吹きは、葉の乾燥対策や葉についたほこりを落とすなどには役立ちます。
けれど、根へ水を届けるための水やりの代わりにはなりません。
霧吹きは、葉の乾燥対策や葉についたほこりを落とすなどには役立ちます。
けれど、根へ水を届けるための水やりの代わりにはなりません。
どうすれば土が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。
霧吹きは、あくまで補助。
この二つを分けて考えると、
植物の状態もずっと見やすくなります。
霧吹きは、あくまで補助。
この二つを分けて考えると、
植物の状態もずっと見やすくなります。
どれも、植物を大事に思うからこそ、
やってしまうことばかりです。
私も、ぜんぶ通ってきました。
そして分かったのは、
植物の調子が悪いときほど、
「何かを足そう」とする前に、
一度立ち止まってみること。
水なのか。
光なのか。
土なのか。
それとも、まだ何もしないほうがいいのか。
少し待って、よく見る。
案外、それが植物の回復への近道になることがあります。
それでも様子がおかしいときは、あきらめる前に一度、写真を見せてください。
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